分数の計算中に急に鉛筆が止まってしまった5年生の生徒さん。
真分数ってなんだったっけ?
仮分数ってなんだったっけ??
帯分数ってなんだったっけ???
計算よりも算数用語に引っかかり思考が一時停止してしまったようです。
そこで、YouTube『とある男が授業をしてみた』を一緒に視聴して、算数用語の復習をしてみることにしました。
教育系YouTuber葉一さんが、あまり勉強が得意でないと感じている子ども達(小学生〜高校生)向けに授業動画を配信しています。
子どもが学習に集中できるように、何度でも見返せるように、できるだけシンプルに分かりやすく作りこまれていて、おススメの授業動画です。
約12分の動画を見終えた後、
「どうだった?分かったかな?」と聞くと
「ううん。たぶん…。」の返事。
子どもの「たぶん」は理解が怪しい時。この言葉が出たら要注意。
「じゃあ、1/4は何分数でしょうか?」
「うーーん」
「それじゃあ、11/9は?」
「うーーん」
さて生徒さんは一体どこでつまずいているのか?何が難しいと感じているのか?意外と子どもは(えっ?そんなところでつまずいてたの?!)ということがあります。
大切なのは教える側のペースではなく、その子の思考のペースで問題を解決していくこと。それには時間がかかりますが、確実にその子の力になります。
ご存知のように真分数とは4/5、7/9のように分母が分子より大きい分数。
でも、この生徒さんは真分数とは2/3や8/9のように分母と分子の差が1となる分数のこと、と、なぜか思い込んでしまっていたようです。
つまずきが解決して、生徒さんはにっこり。私もにっこり。お互いに超スッキリ❣️
YouTube『とある男が授業をしてみた』を視聴してみたら、子どもの本当のつまずきが発見できました😊
高学年になるほど色々な算数用語が出てきます。
大人もついつい(もう習ったことだから、覚えているだろう。)と思ってしまいます。
でも、子どもは意外と忘れていたり曖昧だったり間違って覚えていたり…。
4月の進級を前に、計算の復習だけでなく算数用語の理解の確認もお子様と是非してみてください🌸
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