2月27日土曜のお昼前、自称タネまき先生こと私の自宅に１つの段ボール箱📦が届きました。
中を空けてみると、「ラーメン博士殿」「深田様」と2通の封筒とラーメンセットが入っていました。
送り主は尾道ラーメン「壱番館」の社長さんからです。
のびタネ教室の2月24日の記事をInstagramで読んでくださり、是非その生徒さんにラーメンをプレゼントしたいとのことでした。
生麺と具入りのパックには、『本日中にお召し上がりください』と書かれてありました。
毎週土曜日はラーメンの日という自称ラーメン博士の生徒さんの為に土曜日に届けてくださったという何とも粋な計らい💓
それに応えない訳にはいきません‼️
私は急いで出かける準備をし、こっそり生徒さんのママと電話でサプライズ計画を練り、生徒さんの自宅に車を走らせました。
私は生徒さんの自宅の玄関前からスマホに入れたzoomでいつものように呼び出します。
（土曜日の14時30分からはこの生徒さんと毎週オンライン。）
何も知らない生徒さんは、いつものように「先生こんにちは〜」と画面に現れます。
「……？あれっ⁈先生、今日はどこからですか？」
「今日はね、ちょっと用事があって外からなんよ。でも、〇〇ちゃんもよく知ってる場所だと思うよ。」
と言って、ぐるりと周りの景色を映してみせます。
「⁉️⁉️えっええ〜〜〜‼️」と奇声をあげて生徒さんは画面から消えました。
2階の勉強部屋から急いで階段を降りてきて、自宅の玄関にいる私を見て呆然と立ちすくみます。
頭の中がパニックのようです。「なんで⁈なんで⁈」の連発。
お母さんに「段ボール📦を開けてごらん。」と促されると、急に泣き出してしまいました。生まれて初めての嬉し泣きだったようです。
尾道ラーメン壱番館の社長さんからのお手紙を読む手も震えていました。
近くにいた妹さんが冷静に「夢かどうかほっぺをつねってみたら…」とアドバイスしてくれました（笑）。
お手紙には
「(前略)…ラーメン博士殿は、これからも沢山興味があることが増えてくると思うので、その時は、表面的な情報に流されず自分の頭でしっかり考えて行動し今回のように探究心を忘れず色々なことにチャレンジしていって欲しいなと思ってます。ラーメン博士のお口に合うか分かりませんが、壱番館のラーメンをお送りしますので尾道の味を家族みんなで味わってみて下さい。…(後略)」
お手紙を読み終えた生徒さんは今度は、
「先生、部屋を片付けてくるのでちょっと待っててください！」
と階段を駆け上がっていきました。
いつもは自分でやりたいことを次々とこなしていく生徒さんも、この日は想定外の出来事&シチュエーションに…心ここに在らず…といった様子でした。
次回訪問する時はちゃんと予告して訪問することを生徒さんと約束しました😊
尾道ラーメン壱番館さんのお陰で、オンラインではなく、まさかのマスクを着けてのオフライン教室を楽しむことができました。心から感謝しています。
そして、生徒さんの探究心から繋がった壱番館さんとのご縁…
コロナ禍で飲食業界はどこも大変な中、こんな小さな教室「のびタネ」のたった1人の生徒さんや家族の為に、ラーメンを用意してくださり、まだお会いしたこともないのに生徒さんの未来やのびタネ教室を応援していただき、コロナ禍のご縁をこれからも大切にしたいと思いました。
「のびタネ教室」も「尾道ラーメン壱番館」さんのように、心をこめて丁寧にコクと旨みのある教室、生徒さんやご家族の方に喜んでいただける教室、そして、何か少しでも世の中の為になれるような発信をしていける教室、を目指したいと思っています😊
